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UDON (Universe via Darts ON-line) は DARTS (Data Archives and Transmission System) 上にある科学衛星の観測データを Internet (HTTP) を介して解析するためのシステムです。 UDON を利用すれば DARTS 上にある科学衛星の観測データをダウンロードしなくても ブラウザから科学衛星の観測データを解析することができます。
SUZAKU XIS Quick Plot は「すざく」衛星の XIS(X-ray Imaging Spectrometer) で観測したX線のエネルギーデータを解析してスペクトルとライトカーブを表示するWebサービスです。 DARTS 上にある XIS の観測データ(XISイベントファイル)からデータを抽出し XIS のスペクトルとライトカーブを作成・表示します。
まず UDON SUZAKU XIS Quick Look を使用してスペクトル/ライトカーブを作成する領域を定義します。
スペクトル/ライトカーブを作成・表示した後、グラフの目盛や表示範囲を指定して スペクトル/ライトカーブを再描画することができます。
![]() |
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通常、画面にはスペクトルとライトカーブのどちらか一方しか表示しません。 スペクトルとライトカーブの表示は 「Light Curve」ボタン と 「Spectrum」ボタン で切り替えます。 ボタンをクリックするとスペクトルとライトカーブの表示が入れ替わります。
初期画面ではスペクトルの両対数グラフを表示します。
この画面ではグラフの目盛や表示範囲を変更して スペクトル/ライトカーブを再描画することはできますが、 データ抽出領域を再定義することはできません。 UDON SUZAKU XIS Quick Look の画像作成画面でデータ抽出領域を再定義して スペクトル/ライトカーブを作成・表示してください。
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![]() observation information |
画面の左上にデータ抽出処理 (FTOOLS:extractor) で抽出した領域の画像を表示します。 スペクトルを表示している場合も ライトカーブを表示している場合も 同じ画像を表示しています。
画像をクリックするとデータ抽出処理の結果を表示します。 また、画像下のリンク (observation information) をクリックすると FITS Primary Header の情報(抜粋)を表示します。
リンク先のページから戻るには、ブラウザの「戻る」ボタンか ページ右上の「back」をクリックします。
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スペクトルの作図フォームと作成したグラフを表示します。 作図フォームで目盛や表示範囲を指定してグラフを再描画することができます。
グラフの目盛や表示範囲を指定します。 あるいは「Light Curve」ボタンで表示をスペクトルからライトカーブに切り替えます。
The original FITS and QDP files are here.![]() |
作図フォームにしたがって作成したスペクトルのグラフを表示します。 作図フォームで指定した表示範囲にデータが存在しないとグラフが表示されない場合があります。 ご注意ください。
データ抽出処理で抽出したスペクトルのデータ( tar.gz 形式のファイル)はグラフ上側のリンク( The original FITS and QDP files are here. )からダウンロードすることができます。
データ抽出処理で抽出したスペクトルのデータ( FITS ファイルと QDP ファイル)を tar.gz 形式のファイルに格納しています。 ファイルをダウンロードすれば FTOOLS の fplot コマンドや qdp コマンドで処理することができます。
格納されたファイルにディレクトリ部はありません。 適宜、ディレクトリを作成するなどしてファイルを抽出してください。
$ tar -ztvf 100009010v2_0-xissp.tar.gz -rw-r--r-- apache/apache 182421 2008-07-28 15:26 100009010v2_0-xissp.fits.gz # FITS file -rw-r--r-- apache/apache 135 2008-07-28 15:26 100009010v2_0-xissp-pi.pco # PI Channel -rw-r--r-- apache/apache 27080 2008-07-28 15:26 100009010v2_0-xissp-pi.qdp # PI Channel -rw-r--r-- apache/apache 131 2008-07-28 15:26 100009010v2_0-xissp-ev.pco # keV -rw-r--r-- apache/apache 36225 2008-07-28 15:26 100009010v2_0-xissp-ev.qdp # keV $ $ mkdir PSR1509-58 $ tar -zxvf 100009010v2_0-xissp.tar.gz -C PSR1509-58 100009010v2_0-xissp.fits.gz 100009010v2_0-xissp-pi.pco 100009010v2_0-xissp-pi.qdp 100009010v2_0-xissp-ev.pco 100009010v2_0-xissp-ev.qdp $ |
100009010v2_0-xissp.fits.gz | FITS ファイル | |
100009010v2_0-xissp-pi.pco | QDP コマンドファイル | X軸の単位:PI Channel |
100009010v2_0-xissp-pi.qdp | QDP ファイル | X軸の単位:PI Channel |
100009010v2_0-xissp-ev.pco | QDP コマンドファイル | X軸の単位:keV |
100009010v2_0-xissp-ev.qdp | QDP ファイル | X軸の単位:keV |
作図フォームの入力値に誤りがあった場合は、エラーメッセージを表示します。
以下の表を参考にして作図フォームの入力値を訂正し、再描画してください。
エラーメッセージの例 | 説明 |
Energy: Upper: -1.0: Specify a non-negative value. Counts: Lower: 1.o: Specify a non-negative value. |
下限値 (Lower) や上限値 (Upper) には非負の数値を指定しなければなりません。 |
Energy: Upper: 0.200 is less than or equal to Lower: 1.000. Counts: Upper: 100 is less than or equal to Lower: 100. |
下限値
(Lower)
に上限値
(Upper)
と等しいか、あるいは大きな値
(Lower >= Upper)
を指定しています。
上限値は下限値よりも大きな値 (Lower < Upper) を指定しなければなりません。 |
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ライトカーブの作図フォームと作成したグラフを表示します。 作図フォームで目盛や表示範囲を指定してグラフを再描画することができます。
グラフの目盛や表示範囲を指定します。 あるいは「Spectrum」ボタンで表示をライトカーブからスペクトルに切り替えます。
The original FITS and QDP files are here.![]() |
作図フォームにしたがって作成したスペクトルのグラフを表示します。 作図フォームで指定した表示範囲にデータが存在しないとグラフが表示されない場合があります。 ご注意ください。
データ抽出処理で抽出したライトカーブのデータ( tar.gz 形式のファイル)はグラフ上側のリンク( The original FITS and QDP files are here. )からダウンロードすることができます。
データ抽出処理で抽出したライトカーブのデータ( FITS ファイルと QDP ファイル)を tar.gz 形式のファイルに格納しています。 ファイルをダウンロードすれば FTOOLS の fplot コマンドや qdp コマンドで処理することができます。
格納されたファイルにディレクトリ部はありません。 適宜、ディレクトリを作成するなどしてファイルを抽出してください。
$ tar -ztvf 100009010v2_0-xislc.tar.gz -rw-r--r-- apache/apache 26919 2008-07-28 15:26 100009010v2_0-xislc.fits.gz # FITS file -rw-r--r-- apache/apache 163 2008-07-28 15:26 100009010v2_0-xislc.pco # QDP Command -rw-r--r-- apache/apache 91490 2008-07-28 15:26 100009010v2_0-xislc.qdp # QDP File $ $ mkdir PSR1509-58 $ tar -zxvf 100009010v2_0-xislc.tar.gz -C PSR1509-58 100009010v2_0-xislc.fits.gz 100009010v2_0-xislc.pco 100009010v2_0-xislc.qdp $ |
100009010v2_0-xislc.fits.gz | FITS ファイル | |
100009010v2_0-xislc.pco | QDP コマンドファイル | |
100009010v2_0-xislc.qdp | QDP ファイル |
作図フォームの入力値に誤りがあった場合は、エラーメッセージを表示します。
以下の表を参考にして作図フォームの入力値を訂正し、再描画してください。
エラーメッセージの例 | 説明 |
Time: Lower: -9000: Specify a non-negative value. Rate: Upper: 1,0000: Specify a non-negative value. |
下限値 (Lower) や上限値 (Upper) には非負の数値を指定しなければなりません。 |
Time: Upper: 12000 is less than or equal to Lower: 70000. Rate: Upper: 15 is less than or equal to Lower: 20. |
下限値
(Lower)
に上限値
(Upper)
と等しいか、あるいは大きな値
(Lower >= Upper)
を指定しています。
上限値は下限値よりも大きな値 (Lower < Upper) を指定しなければなりません。 |
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